万葉集3044番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3044番について
歌番号
3044番
原文
待君<常>|庭耳居者|打靡|吾黒髪尓|<霜>曽置尓家留
訓読
君待つと庭のみ居ればうち靡く我が黒髪に霜ぞ置きにける
かな読み
きみまつと|にはのみをれば|うちなびく|わがくろかみに|しもぞおきにける
カタカナ読み
キミマツト|ニハノミヲレバ|ウチナビク|ワガクロカミニ|シモゾオキニケル
ローマ字読み|大文字
KIMIMATSUTO|NIHANOMIOREBA|UCHINABIKU|WAGAKUROKAMINI|SHIMOZOKINIKERU
ローマ字読み|小文字
kimimatsuto|nihanomioreba|uchinabiku|wagakurokamini|shimozokinikeru
左注|左註
或本歌尾句云|白細之|吾衣手尓|露曽置尓家留
事項|分類・ジャンル
異伝|女歌|恋情
校異
常常->常【西(訂正)】【元】【類】【紀】|耳【万葉集古義】(楓)西|云【元】曰
寛永版本
きみまつと[寛],
にはのみをれば,[寛]にはにしをれは,
うちなびく,[寛]うちなひき,
わがくろかみに,[寛]わかくろかみに,
しもぞおきにける,[寛]しもそおきにける,
巻数
第12巻
作者
不詳