万葉集2860番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2860番について
歌番号
2860番
原文
八<釣>川|水底不絶|行水|續戀|是比歳|[或本歌曰|水尾母不絶]
訓読
八釣川水底絶えず行く水の継ぎてぞ恋ふるこの年ころを|[或本歌曰|水脈も絶えせず]
かな読み
やつりがは|みなそこたえず|ゆくみづの|つぎてぞこふる|このとしころを|[みをもたえせず]
カタカナ読み
ヤツリガハ|ミナソコタエズ|ユクミヅノ|ツギテゾコフル|コノトシコロヲ|[ミヲモタエセズ]
ローマ字読み|大文字
YATSURIGAHA|MINASOKOTAEZU|YUKUMIZUNO|TSUGITEZOKOFURU|KONOTOSHIKORO|[MIOMOTAESEZU]
ローマ字読み|小文字
yatsurigaha|minasokotaezu|yukumizuno|tsugitezokofuru|konotoshikoro|[miomotaesezu]
左注|左註
右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
略体|地名|明日香|奈良県|異伝|恋情|序詞
校異
鈎->釣【紀】【温】
寛永版本
やつりがは,[寛]やつりかは,
みなそこたえず,[寛]みなそこたえす,
ゆくみづの,[寛]ゆくみつの,
つぎてぞこふる,[寛]つきてそこふる,
このとしころを,[寛]このとしころは,
[みをもたえせず],[寛]みをもたえせす,
巻数
第12巻
作者
柿本人麻呂歌集