万葉集2803番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2803番について
歌番号
2803番
原文
里中尓|鳴奈流鶏之|喚立而|甚者不鳴|隠妻羽毛|[一云|里動|鳴成鶏]
訓読
里中に鳴くなる鶏の呼び立てていたくは泣かぬ隠り妻はも|[一云|里響め鳴くなる鶏の]
かな読み
さとなかに|なくなるかけの|よびたてて|いたくはなかぬ|こもりづまはも|[さととよめ|なくなるかけの]
カタカナ読み
サトナカニ|ナクナルカケノ|ヨビタテテ|イタクハナカヌ|コモリヅマハモ|[サトトヨメ|ナクナルカケノ]
ローマ字読み|大文字
SATONAKANI|NAKUNARUKAKENO|YOBITATETE|ITAKUHANAKANU|KOMORIZUMAHAMO|[SATOTOYOME|NAKUNARUKAKENO]
ローマ字読み|小文字
satonakani|nakunarukakeno|yobitatete|itakuhanakanu|komorizumahamo|[satotoyome|nakunarukakeno]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
動物|序詞|異伝|恋情|鳥
校異
特に無し
寛永版本
さとなかに[寛],
なくなるかけの[寛],
よびたてて,[寛]よひたてて,
いたくはなかぬ,[寛]いたくはなかす,
こもりづまはも,[寛]こもりつまはも,
[さととよめ,[寛]さととよみ,
なくなるかけの],[寛]なくなるかけ,
巻数
第11巻
作者
不詳