万葉集2708番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2708番について
歌番号
2708番
原文
四長鳥|居名山響尓|行水乃|名耳所縁之|内妻波母|[一云|名<耳>所縁而|戀管哉将在]
訓読
しなが鳥猪名山響に行く水の名のみ寄そりし隠り妻はも|[一云|名のみ寄そりて恋ひつつやあらむ]
かな読み
しながどり|ゐなやまとよに|ゆくみづの|なのみよそりし|こもりづまはも|[なのみよそりて|こひつつやあらむ]
カタカナ読み
シナガドリ|ヰナヤマトヨニ|ユクミヅノ|ナノミヨソリシ|コモリヅマハモ|[ナノミヨソリテ|コヒツツヤアラム]
ローマ字読み|大文字
SHINAGADORI|INAYAMATOYONI|YUKUMIZUNO|NANOMIYOSORISHI|KOMORIZUMAHAMO|[NANOMIYOSORITE|KOHITSUTSUYAARAMU]
ローマ字読み|小文字
shinagadori|inayamatoyoni|yukumizuno|nanomiyosorishi|komorizumahamo|[nanomiyosorite|kohitsutsuyaaramu]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
動物|枕詞|大阪府池田市|序詞|恋情|異伝
校異
耳之->耳【嘉】
寛永版本
しながどり,[寛]しなかとり,
ゐなやまとよに[寛],
ゆくみづの,[寛]ゆくみつの,
なのみよそりし,[寛]なにのみよせし,
こもりづまはも,[寛]つまはも,
[なのみよそりて,[寛]なのみしよせて,
こひつつやあらむ][寛],
巻数
第11巻
作者
不詳