万葉集2353番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2353番について
歌番号
2353番
原文
長谷|弓槻下|吾隠在妻|赤根刺|所光月夜邇|人見點鴨|[一云|人見豆良牟可]
訓読
泊瀬の斎槻が下に我が隠せる妻あかねさし照れる月夜に人見てむかも|[一云|人見つらむか]
かな読み
はつせの|ゆつきがしたに|わがかくせるつま|あかねさし|てれるつくよに|ひとみてむかも|[ひとみつらむか]
カタカナ読み
ハツセノ|ユツキガシタニ|ワガカクセルツマ|アカネサシ|テレルツクヨニ|ヒトミテムカモ|[ヒトミツラムカ]
ローマ字読み|大文字
HATSUSENO|YUTSUKIGASHITANI|WAGAKAKUSERUTSUMA|AKANESASHI|TERERUTSUKUYONI|HITOMITEMUKAMO|[HITOMITSURAMUKA]
ローマ字読み|小文字
hatsuseno|yutsukigashitani|wagakakuserutsuma|akanesashi|tererutsukuyoni|hitomitemukamo|[hitomitsuramuka]
左注|左註
右十二首柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
非略体|旋頭歌|隠妻|枕詞|奈良|植物|地名
校異
特に無し
寛永版本
はつせの[寛],
ゆつきがしたに,[寛]ゆつきかしたに,
わがかくせるつま,[寛]わかかくせるつま,
あかねさし[寛],
てれるつくよに,[寛]てれるつきよに,
ひとみてむかも[寛],
[ひとみつらむか][寛],
巻数
第11巻
作者
柿本人麻呂歌集