万葉集2032番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集2032番について
歌番号
2032番
原文
一年邇|七夕耳|相人之|戀毛不<過>者|夜深徃久毛|[一云|不盡者|佐宵曽明尓来]
訓読
一年に七日の夜のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも|[一云|尽きねばさ夜ぞ明けにける]
かな読み
ひととせに|なぬかのよのみ|あふひとの|こひもすぎねば|よはふけゆくも|[つきねば|さよぞあけにける]
カタカナ読み
ヒトトセニ|ナヌカノヨノミ|アフヒトノ|コヒモスギネバ|ヨハフケユクモ|[ツキネバ|サヨゾアケニケル]
ローマ字読み|大文字
HITOTOSENI|NANUKANOYONOMI|AFUHITONO|KOHIMOSUGINEBA|YOHAFUKEYUKUMO|[TSUKINEBA|SAYOZOAKENIKERU]
ローマ字読み|小文字
hitotoseni|nanukanoyonomi|afuhitono|kohimosugineba|yohafukeyukumo|[tsukineba|sayozoakenikeru]
左注|左註
右柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
秋雑歌|非略体|七夕
校異
遏->過【元】【類】【紀】
寛永版本
ひととせに[寛],
なぬかのよのみ[寛],
あふひとの[寛],
こひもすぎねば,[寛]こひもつきねは,
よはふけゆくも[寛],
[つきねば,[寛]つきねは,
さよぞあけにける],[寛]さよそあけにける,
巻数
第10巻
作者
柿本人麻呂歌集