万葉集1797番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1797番について
歌番号
1797番
原文
塩氣立|荒礒丹者雖在|徃水之|過去妹之|方見等曽来
訓読
潮気立つ荒礒にはあれど行く水の過ぎにし妹が形見とぞ来し
かな読み
しほけたつ|ありそにはあれど|ゆくみづの|すぎにしいもが|かたみとぞこし
カタカナ読み
シホケタツ|アリソニハアレド|ユクミヅノ|スギニシイモガ|カタミトゾコシ
ローマ字読み|大文字
SHIHOKETATSU|ARISONIHAAREDO|YUKUMIZUNO|SUGINISHIIMOGA|KATAMITOZOKOSHI
ローマ字読み|小文字
shihoketatsu|arisonihaaredo|yukumizuno|suginishiimoga|katamitozokoshi
左注|左註
右五首柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
挽歌|紀伊|和歌山|行幸|悲嘆|亡妻|非略体|地名
校異
特に無し
寛永版本
しほけたつ[寛],
ありそにはあれど,[寛]あらそにはあと,
ゆくみづの,[寛]ゆくみつの,
すぎにしいもが,[寛]すきゆくいもか,
かたみとぞこし,[寛]かたみとそくる,
巻数
第9巻
作者
柿本人麻呂歌集