万葉集1679番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1679番について
歌番号
1679番
原文
城國尓|不止将徃来|妻社|妻依来西尼|妻常言長柄|[一云|嬬賜尓毛|嬬云長<良>]
訓読
紀の国にやまず通はむ妻の杜妻寄しこせね妻といひながら|[一云|妻賜はにも妻といひながら]
かな読み
きのくにに|やまずかよはむ|つまのもり|つまよしこせね|つまといひながら|[つまたまはにも|つまといひながら]
カタカナ読み
キノクニニ|ヤマズカヨハム|ツマノモリ|ツマヨシコセネ|ツマトイヒナガラ|[ツマタマハニモ|ツマトイヒナガラ]
ローマ字読み|大文字
KINOKUNINI|YAMAZUKAYOHAMU|TSUMANOMORI|TSUMAYOSHIKOSENE|TSUMATOIHINAGARA|[TSUMATAMAHANIMO|TSUMATOIHINAGARA]
ローマ字読み|小文字
kinokunini|yamazukayohamu|tsumanomori|tsumayoshikosene|tsumatoihinagara|[tsumatamahanimo|tsumatoihinagara]
左注|左註
右一首或云坂上忌寸人長作
事項|分類・ジャンル
雑歌|持統天皇|文武天皇|行幸|羈旅|紀州|和歌山|地名|大宝1年10月年紀
校異
良->柄【藍】【壬】【類】【紀】
寛永版本
きのくにに[寛],
やまずかよはむ,[寛]やますかよはむ,
つまのもり,[寛]つまもこそ,
つまよしこせね,[寛]つまよりこさね,
つまといひながら,[寛]つまといひなから,
[つまたまはにも,[寛]つまたまのにも,
つまといひながら],[寛]つまといひなから,
巻数
第9巻
作者
不詳