万葉集1583番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1583番について
歌番号
1583番
原文
黄葉乎|令落<鍾>礼尓|所沾而来而|君之黄葉乎|挿頭鶴鴨
訓読
黄葉を散らす時雨に濡れて来て君が黄葉をかざしつるかも
かな読み
もみちばを|ちらすしぐれに|ぬれてきて|きみがもみちを|かざしつるかも
カタカナ読み
モミチバヲ|チラスシグレニ|ヌレテキテ|キミガモミチヲ|カザシツルカモ
ローマ字読み|大文字
MOMICHIBAO|CHIRASUSHIGURENI|NURETEKITE|KIMIGAMOMICHIO|KAZASHITSURUKAMO
ローマ字読み|小文字
momichibao|chirasushigureni|nuretekite|kimigamomichio|kazashitsurukamo
左注|左註
右一首久米女王|以前冬十月十七日集於右大臣橘卿之舊宅宴飲也
事項|分類・ジャンル
秋雑歌|橘奈良麻呂|宴席|天平10年10月17日年紀|植物
校異
鐘->鍾【定本】
寛永版本
もみちばを,[寛]もみちはを,
ちらすしぐれに,[寛]ちらすしくれに,
ぬれてきて[寛],
きみがもみちを,[寛]きみかもみちを,
かざしつるかも,[寛]かさしつるかも,
巻数
第8巻
作者
久米女王