万葉集1343番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1343番について
歌番号
1343番
原文
事痛者|左右将為乎|石代之|野邊之下草|吾之苅而者|[一云|紅之|寫心哉|於妹不相将有]
訓読
言痛くはかもかもせむを岩代の野辺の下草我れし刈りてば|[一云|紅の現し心や妹に逢はずあらむ]
かな読み
こちたくは|かもかもせむを|いはしろの|のへのしたくさ|われしかりてば|[くれなゐの|うつしこころや|いもにあはずあらむ]
カタカナ読み
コチタクハ|カモカモセムヲ|イハシロノ|ノヘノシタクサ|ワレシカリテバ|[クレナヰノ|ウツシココロヤ|イモニアハズアラム]
ローマ字読み|大文字
KOCHITAKUHA|KAMOKAMOSEMUO|IHASHIRONO|NOHENOSHITAKUSA|WARESHIKARITEBA|[KURENAINO|UTSUSHIKOKOROYA|IMONIAHAZUARAMU]
ローマ字読み|小文字
kochitakuha|kamokamosemuo|ihashirono|nohenoshitakusa|wareshikariteba|[kurenaino|utsushikokoroya|imoniahazuaramu]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
譬喩歌|異伝|和歌山|尫柜蹋|地名
校異
特に無し
寛永版本
こちたくは,[寛]ことたくは,
かもかもせむを,[寛]かにかくせむを,
いはしろの[寛],
のへのしたくさ[寛],
われしかりてば,[寛]われしかりては,
[くれなゐの[寛],
うつしこころや[寛],
いもにあはずあらむ],[寛]いもにあはさらむ,
巻数
第7巻
作者
不詳