万葉集972番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集972番について
歌番号
972番
原文
千萬乃|軍奈利友|言擧不為|取而可来|男常曽念
訓読
千万の軍なりとも言挙げせず取りて来ぬべき男とぞ思ふ
かな読み
ちよろづの|いくさなりとも|ことあげせず|とりてきぬべき|をのことぞおもふ
カタカナ読み
チヨロヅノ|イクサナリトモ|コトアゲセズ|トリテキヌベキ|ヲノコトゾオモフ
ローマ字読み|大文字
CHIYOROZUNO|IKUSANARITOMO|KOTOAGESEZU|TORITEKINUBEKI|ONOKOTOZOMOFU
ローマ字読み|小文字
chiyorozuno|ikusanaritomo|kotoagesezu|toritekinubeki|onokotozomofu
左注|左註
右檢補任文八月十七日任東山々陰西海節度使
事項|分類・ジャンル
雑歌|藤原宇合|羈旅|送別|大夫|天平4年8月17日年紀
校異
特に無し
寛永版本
ちよろづの,[寛]そこはくの,
いくさなりとも[寛],
ことあげせず,[寛]ことあけなす,
とりてきぬべき,[寛]とりてきぬへき,
をのことぞおもふ,[寛]たけをとそおもふ,
巻数
第6巻
作者
高橋虫麻呂