万葉集965番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集965番について
歌番号
965番
原文
凡有者|左毛右毛将為乎|恐跡|振痛袖乎|忍而有香聞
訓読
おほならばかもかもせむを畏みと振りたき袖を忍びてあるかも
かな読み
おほならば|かもかもせむを|かしこみと|ふりたきそでを|しのびてあるかも
カタカナ読み
オホナラバ|カモカモセムヲ|カシコミト|フリタキソデヲ|シノビテアルカモ
ローマ字読み|大文字
OHONARABA|KAMOKAMOSEMUO|KASHIKOMITO|FURITAKISODEO|SHINOBITEARUKAMO
ローマ字読み|小文字
ohonaraba|kamokamosemuo|kashikomito|furitakisodeo|shinobitearukamo
左注|左註
右大宰帥<大>伴卿兼任大納言向京上道|此日馬駐水城顧望府家|于時送卿府吏之中有遊行女婦|其字曰兒嶋也|於是娘子傷此易別嘆彼難會|拭涕自吟振袖之歌
事項|分類・ジャンル
雑歌|遊行女婦|太宰府|大伴旅人|別離|恋情|福岡|天平2年12月年紀|地名|餞別|宴席
校異
太->大【元】【類】【紀】|->時【元】【類】【紀】|歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
おほならば,[寛]おほならは,
かもかもせむを,[寛]さもtもせむを,
かしこみと,[寛]かしこしと,
ふりたきそでを,[寛]ふりたきそてを,
しのびてあるかも,[寛]しのひてあるかも,
巻数
第6巻
作者
児島