万葉集954番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集954番について
歌番号
954番
原文
朝波|海邊尓安左里為|暮去者|倭部越|鴈四乏母
訓読
朝は海辺にあさりし夕されば大和へ越ゆる雁し羨しも
かな読み
あしたは|うみへにあさりし|ゆふされば|やまとへこゆる|かりしともしも
カタカナ読み
アシタハ|ウミヘニアサリシ|ユフサレバ|ヤマトヘコユル|カリシトモシモ
ローマ字読み|大文字
ASHITAHA|UMIHENIASARISHI|YUFUSAREBA|YAMATOHEKOYURU|KARISHITOMOSHIMO
ローマ字読み|小文字
ashitaha|umiheniasarishi|yufusareba|yamatohekoyuru|karishitomoshimo
左注|左註
右作歌之年不審<也>|但以歌類便載此次
事項|分類・ジャンル
雑歌|羈旅|望郷|動物
校異
歌【西】謌【西(別筆訂正)】歌|越【元】【紀】(塙)超|歌【西】謌【西(訂正)】歌|->也【元】【紀】【細】|以歌【西】以謌【西(訂正)】以歌
寛永版本
あしたは,[寛]あしたには,
うみへにあさりし,[寛]うなひにあさりし,
ゆふされば,[寛]こふされは,
やまとへこゆる,[寛]やまとひこゆる,
かりしともしも,[寛]
巻数
第6巻
作者
膳王