万葉集903番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集903番について
歌番号
903番
原文
倭<文>手纒|數母不在|身尓波在等|千年尓母<何>等|意母保由留加母|[去神龜二年作之|但以<類>故更載於茲]
訓読
しつたまき数にもあらぬ身にはあれど千年にもがと思ほゆるかも|[去る神龜二年之を作る。但し類を以ての故に更に茲に載す]
かな読み
しつたまき|かずにもあらぬ|みにはあれど|ちとせにもがと|おもほゆるかも
カタカナ読み
シツタマキ|カズニモアラヌ|ミニハアレド|チトセニモガト|オモホユルカモ
ローマ字読み|大文字
SHITSUTAMAKI|KAZUNIMOARANU|MINIHAAREDO|CHITOSENIMOGATO|OMOHOYURUKAMO
ローマ字読み|小文字
shitsutamaki|kazunimoaranu|minihaaredo|chitosenimogato|omohoyurukamo
左注|左註
天平五年六月丙申朔三日戊戌作
事項|分類・ジャンル
仏教|儒教|老|嘆翮|子供|天平5年6月3日|枕詞
校異
父->文【類】【細】|可->何【類】【紀】【古】|->類【類】【紀】
寛永版本
しつたまき[寛],
かずにもあらぬ,[寛]かすにもあらぬ,
みにはあれど,[寛]みにはあれと,
ちとせにもがと,[寛]ちとせにもかと,
おもほゆるかも[寛],
巻数
第5巻
作者
山上憶良