万葉集896番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集896番について
歌番号
896番
原文
難波津尓|美船泊農等|吉許延許婆|紐解佐氣弖|多知婆志利勢武
訓読
難波津に御船泊てぬと聞こえ来ば紐解き放けて立ち走りせむ
かな読み
なにはつに|みふねはてぬと|きこえこば|ひもときさけて|たちばしりせむ
カタカナ読み
ナニハツニ|ミフネハテヌト|キコエコバ|ヒモトキサケテ|タチバシリセム
ローマ字読み|大文字
NANIHATSUNI|MIFUNEHATENUTO|KIKOEKOBA|HIMOTOKISAKETE|TACHIBASHIRISEMU
ローマ字読み|小文字
nanihatsuni|mifunehatenuto|kikoekoba|himotokisakete|tachibashirisemu
左注|左註
天平五年三月一日良宅對面獻三日|山上憶良謹上|大唐大使卿記室
事項|分類・ジャンル
多治比広成|遣唐使|餞別|羈旅|天平5年3月1日年紀
校異
波【類】【紀】【細】破
寛永版本
なにはつに[寛],
みふねはてぬと[寛],
きこえこば,[寛]きこえこは,
ひもときさけて[寛],
たちばしりせむ,[寛]たちはしりせむ,
巻数
第5巻
作者
山上憶良