万葉集811番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集811番について
歌番号
811番
原文
許等々波奴|樹尓波安里等母|宇流波之吉|伎美我手奈礼能|許等尓之安流倍志
訓読
言とはぬ木にはありともうるはしき君が手馴れの琴にしあるべし
かな読み
こととはぬ|きにはありとも|うるはしき|きみがたなれの|ことにしあるべし
カタカナ読み
コトトハヌ|キニハアリトモ|ウルハシキ|キミガタナレノ|コトニシアルベシ
ローマ字読み|大文字
KOTOTOHANU|KINIHAARITOMO|URUHASHIKI|KIMIGATANARENO|KOTONISHIARUBESHI
ローマ字読み|小文字
kototohanu|kinihaaritomo|uruhashiki|kimigatanareno|kotonishiarubeshi
左注|左註
琴娘子答曰|敬奉徳音|幸甚々々|片事覺|即感於夢言慨然不得止黙|故附公使聊以進御耳|[謹状不具]|天平元年十月七日附使進上|謹通|中衛高明閤下|謹空
事項|分類・ジャンル
創作|藤原房前|贈り物|老荘|朝隠|書簡|対馬|天平1年10月7日年紀
校異
止黙【矢】【京】黙止
寛永版本
こととはぬ[寛],
きにはありとも[寛],
うるはしき[寛],
きみがたなれの,[寛]きみかたなれの,
ことにしあるべし,[寛]ことにしあるへし,
巻数
第5巻
作者
大伴旅人