万葉集535番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集535番について
歌番号
535番
原文
敷細乃|手枕不纒|間置而|年曽經来|不相念者
訓読
敷栲の手枕まかず間置きて年ぞ経にける逢はなく思へば
かな読み
しきたへの|たまくらまかず|あひだおきて|としぞへにける|あはなくおもへば
カタカナ読み
シキタヘノ|タマクラマカズ|アヒダオキテ|トシゾヘニケル|アハナクオモヘバ
ローマ字読み|大文字
SHIKITAHENO|TAMAKURAMAKAZU|AHIDAOKITE|TOSHIZOHENIKERU|AHANAKUOMOHEBA
ローマ字読み|小文字
shikitaheno|tamakuramakazu|ahidaokite|toshizohenikeru|ahanakuomoheba
左注|左註
右安貴王娶因幡八上釆女|係念極甚愛情尤盛|於時勅断不敬之罪退却本郷焉|于是王意悼怛聊作此歌也
事項|分類・ジャンル
相聞|因幡八上釆女|離別|恋情|枕詞|悲別
校異
特に無し
寛永版本
しきたへの[寛],
たまくらまかず,[寛]たまくらまかす,
あひだおきて,[寛]へたておきて,
としぞへにける,[寛]としそへにける,
あはなくおもへば,[寛]あはぬおもひは,
巻数
第4巻
作者
安貴王