万葉集450番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集450番について
歌番号
450番
原文
去左尓波|二吾見之|此埼乎|獨過者|情悲<喪>|[一云|見毛左可受伎濃]
訓読
行くさにはふたり我が見しこの崎をひとり過ぐれば心悲しも|[一云|見も放かず来ぬ]
かな読み
ゆくさには|ふたりわがみし|このさきを|ひとりすぐれば|こころかなしも|[みもさかずきぬ]
カタカナ読み
ユクサニハ|フタリワガミシ|コノサキヲ|ヒトリスグレバ|ココロカナシモ|[ミモサカズキヌ]
ローマ字読み|大文字
YUKUSANIHA|FUTARIWAGAMISHI|KONOSAKIO|HITORISUGUREBA|KOKOROKANASHIMO|[MIMOSAKAZUKINU]
ローマ字読み|小文字
yukusaniha|futariwagamishi|konosakio|hitorisugureba|kokorokanashimo|[mimosakazukinu]
左注|左註
右二首過敏馬埼日作歌
事項|分類・ジャンル
挽歌|亡妻挽歌|兵庫|地名|天平2年12月年紀
校異
哀->喪【西(貼紙訂正)】【古】【細】|歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
ゆくさには[寛],
ふたりわがみし,[寛]ふたりわかみし,
このさきを[寛],
ひとりすぐれば,[寛]ひとりすくれは,
こころかなしも[寛],
[みもさかずきぬ]
巻数
第3巻
作者
大伴旅人