万葉集315番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集315番について
歌番号
315番
原文
見吉野之|芳野乃宮者|山可良志|貴有師|<水>可良思|清有師|天地与|長久|萬代尓|不改将有|行幸之<宮>
訓読
み吉野の|吉野の宮は|山からし|貴くあらし|川からし|さやけくあらし|天地と|長く久しく|万代に|変はらずあらむ|幸しの宮
かな読み
みよしのの|よしののみやは|やまからし|たふとくあらし|かはからし|さやけくあらし|あめつちと|ながくひさしく|よろづよに|かはらずあらむ|いでましのみや
カタカナ読み
ミヨシノノ|ヨシノノミヤハ|ヤマカラシ|タフトクアラシ|カハカラシ|サヤケクアラシ|アメツチト|ナガクヒサシク|ヨロヅヨニ|カハラズアラム|イデマシノミヤ
ローマ字読み|大文字
MIYOSHINONO|YOSHINONOMIYAHA|YAMAKARASHI|TAFUTOKUARASHI|KAHAKARASHI|SAYAKEKUARASHI|AMETSUCHITO|NAGAKUHISASHIKU|YOROZUYONI|KAHARAZUARAMU|IDEMASHINOMIYA
ローマ字読み|小文字
miyoshinono|yoshinonomiyaha|yamakarashi|tafutokuarashi|kahakarashi|sayakekuarashi|ametsuchito|nagakuhisashiku|yorozuyoni|kaharazuaramu|idemashinomiya
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
雑歌|吉野|宮廷讃美|地名|土地讃美
校異
永->水【類】|處->宮【類】【紀】
寛永版本
みよしのの[寛],
よしののみやは[寛],
やまからし[寛],
たふとくあらし,[寛]たふとかるらし,
かはからし,[寛]なかからし,
さやけくあらし,[寛]いさきよからし,
あめつちと[寛],
ながくひさしく,[寛]なかくひさしき,
よろづよに,[寛]よろつよに,
かはらずあらむ,[寛]かはらすあらむ,
いでましのみや,[寛]みゆきしみや
巻数
第3巻
作者
大伴旅人