万葉集307番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集307番について
歌番号
307番
原文
皮為酢寸|久米能若子我|伊座家留|[一云|家牟]|三穂乃石室者|雖見不飽鴨|[一云|安礼尓家留可毛]
訓読
はだ薄久米の若子がいましける|[一云|けむ]|三穂の石室は見れど飽かぬかも|[一云|荒れにけるかも]
かな読み
はだすすき|くめのわくごが|いましける|[けむ]|みほのいはやは|みれどあかぬかも|[あれにけるかも]
カタカナ読み
ハダススキ|クメノワクゴガ|イマシケル|[ケム]|ミホノイハヤハ|ミレドアカヌカモ|[アレニケルカモ]
ローマ字読み|大文字
HADASUSUKI|KUMENOWAKUGOGA|IMASHIKERU|[KEMU]|MIHONOIHAYAHA|MIREDOAKANUKAMO|[ARENIKERUKAMO]
ローマ字読み|小文字
hadasusuki|kumenowakugoga|imashikeru|[kemu]|mihonoihayaha|miredoakanukamo|[arenikerukamo]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
雑歌|羈旅|土地讃美|和歌山|枕詞|地名
校異
特に無し
寛永版本
はだすすき,[寛]しのすすき,
くめのわくごが,[寛]くめのわかこか,
いましける[寛],
[けむ],
みほのいはやは[寛],
みれどあかぬかも,[寛]みれとあかぬかも,
[あれにけるかも]
巻数
第3巻
作者
博通法師