万葉集250番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集250番について
歌番号
250番
原文
珠藻苅|敏馬乎過|夏草之|野嶋之埼尓|舟近著奴
訓読
玉藻刈る敏馬を過ぎて夏草の野島が崎に船近づきぬ
かな読み
たまもかる|みぬめをすぎて|なつくさの|のしまがさきに|ふねちかづきぬ
カタカナ読み
タマモカル|ミヌメヲスギテ|ナツクサノ|ノシマガサキニ|フネチカヅキヌ
ローマ字読み|大文字
TAMAMOKARU|MINUMEOSUGITE|NATSUKUSANO|NOSHIMAGASAKINI|FUNECHIKAZUKINU
ローマ字読み|小文字
tamamokaru|minumeosugite|natsukusano|noshimagasakini|funechikazukinu
左注|左註
一本云|處女乎過而|夏草乃|野嶋我埼尓|伊保里為吾等者
事項|分類・ジャンル
雑歌|羈旅|兵庫|道行翮|地名|枕詞
校異
特に無し
寛永版本
たまもかる[寛],
みぬめをすぎて,[寛]みぬめをすきて,
なつくさの[寛],
のしまがさきに,[寛]のしまかさきに,
ふねちかづきぬ,[寛]ふねちかつきぬ,をとめをすぎて,[寛]をとめをすきて,
なつくさの[寛],
のしまがさきに,[寛]のしまかさきに,
いほりすわれは[寛],
巻数
第3巻
作者
柿本人麻呂