万葉集195番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集195番について
歌番号
195番
原文
敷妙乃|袖易之君|玉垂之|越野過去|亦毛将相八方|[一云|乎知野尓過奴]
訓読
敷栲の袖交へし君玉垂の越智野過ぎ行くまたも逢はめやも|[一云|越智野に過ぎぬ]
かな読み
しきたへの|そでかへしきみ|たまだれの|をちのすぎゆく|またもあはめやも|[をちのにすぎぬ]
カタカナ読み
シキタヘノ|ソデカヘシキミ|タマダレノ|ヲチノスギユク|マタモアハメヤモ|[ヲチノニスギヌ]
ローマ字読み|大文字
SHIKITAHENO|SODEKAHESHIKIMI|TAMADARENO|OCHINOSUGIYUKU|MATAMOAHAMEYAMO|[OCHINONISUGINU]
ローマ字読み|小文字
shikitaheno|sodekaheshikimi|tamadareno|ochinosugiyuku|matamoahameyamo|[ochinonisuginu]
左注|左註
右或本曰|葬河嶋皇子越智野之時|獻泊瀬部皇女歌也|日本紀<云>朱鳥五年辛卯秋九月己巳朔丁丑浄大参皇子川嶋薨
事項|分類・ジャンル
挽歌|泊瀬部皇女|忍坂皇子|代作|献呈挽歌|異伝|飛鳥|枕詞|地名
校異
特に無し
寛永版本
しきたへの[寛],
そでかへしきみ,[寛]そてかへしきみ,
たまだれの,[寛]たまたれの,
をちのすぎゆく,[寛]こすのをすきて,
またもあはめやも,[寛]またもあはすやも,
[をちのにすぎぬ]
巻数
第2巻
作者
柿本人麻呂