万葉集166番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集166番について
歌番号
166番
原文
礒之於尓|生流馬酔木<乎>|手折目杼|令視倍吉君之|在常不言尓
訓読
磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに
かな読み
いそのうへに|おふるあしびを|たをらめど|みすべききみが|ありといはなくに
カタカナ読み
イソノウヘニ|オフルアシビヲ|タヲラメド|ミスベキキミガ|アリトイハナクニ
ローマ字読み|大文字
ISONOHENI|OFURUASHIBIO|TAORAMEDO|MISUBEKIKIMIGA|ARITOIHANAKUNI
ローマ字読み|小文字
isonoheni|ofuruashibio|taoramedo|misubekikimiga|aritoihanakuni
左注|左註
右一首今案不似移葬之歌|盖疑従伊勢神宮還京之時路上見花感傷哀咽作此歌乎
事項|分類・ジャンル
挽歌|大津皇子|歌語り|哀悼|二上山|飛鳥|地名
校異
->乎【西(右書)】【金】【類】【紀】
寛永版本
いそのうへに[寛],
おふるあしびを,[寛]おふるつつしを,
たをらめど,[寛]たをらめと,
みすべききみが,[寛]みすへききみか,
ありといはなくに[寛],
巻数
第2巻
作者
大伯皇女