万葉集89番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集89番について
歌番号
89番
原文
居明而|君乎者将待|奴婆珠<能>|吾黒髪尓|霜者零騰文
訓読
居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも
かな読み
ゐあかして|きみをばまたむ|ぬばたまの|わがくろかみに|しもはふるとも
カタカナ読み
ヰアカシテ|キミヲバマタム|ヌバタマノ|ワガクロカミニ|シモハフルトモ
ローマ字読み|大文字
IAKASHITE|KIMIOBAMATAMU|NUBATAMANO|WAGAKUROKAMINI|SHIMOHAFURUTOMO
ローマ字読み|小文字
iakashite|kimiobamatamu|nubatamano|wagakurokamini|shimohafurutomo
左注|左註
右一首古歌集中出
事項|分類・ジャンル
相聞|仁徳天皇|律令|情詩|閨房詩|或本歌|古歌集|大阪|伝承|仮託|恋情|女歌|枕詞
校異
乃->能【金】【紀】
寛永版本
ゐあかして[寛],
きみをばまたむ,[寛]きみをはまたむ,
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
わがくろかみに,[寛]わかくろかみに,
しもはふるとも[寛],
巻数
第2巻
作者
磐姫皇后