万葉集3番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集3番について
歌番号
3番
原文
八隅知之|我大王乃|朝庭|取撫賜|夕庭|伊縁立之|御執乃|梓弓之|奈加弭乃|音為奈利|朝猟尓|今立須良思|暮猟尓|今他田渚良之|御執<能>|<梓>弓之|奈加弭乃|音為奈里
訓読
やすみしし|我が大君の|朝には|取り撫でたまひ|夕には|い寄り立たしし|み執らしの|梓の弓の|中弭の|音すなり|朝猟に|今立たすらし|夕猟に|今立たすらし|み執らしの|梓の弓の|中弭の|音すなり
かな読み
やすみしし|わがおほきみの|あしたには|とりなでたまひ|ゆふへには|いよりたたしし|みとらしの|あづさのゆみの|なかはずの|おとすなり|あさがりに|いまたたすらし|ゆふがりに|いまたたすらし|みとらしの|あづさのゆみの|なかはずの|おとすなり
カタカナ読み
ヤスミシシ|ワガオホキミノ|アシタニハ|トリナデタマヒ|ユフヘニハ|イヨリタタシシ|ミトラシノ|アヅサノユミノ|ナカハズノ|オトスナリ|アサガリニ|イマタタスラシ|ユフガリニ|イマタタスラシ|ミトラシノ|アヅサノユミノ|ナカハズノ|オトスナリ
ローマ字読み|大文字
YASUMISHISHI|WAGAOHOKIMINO|ASHITANIHA|TORINADETAMAHI|YUFUHENIHA|IYORITATASHISHI|MITORASHINO|AZUSANOYUMINO|NAKAHAZUNO|OTOSUNARI|ASAGARINI|IMATATASURASHI|YUFUGARINI|IMATATASURASHI|MITORASHINO|AZUSANOYUMINO|NAKAHAZUNO|OTOSUNARI
ローマ字読み|小文字
yasumishishi|wagaohokimino|ashitaniha|torinadetamahi|yufuheniha|iyoritatashishi|mitorashino|azusanoyumino|nakahazuno|otosunari|asagarini|imatatasurashi|yufugarini|imatatasurashi|mitorashino|azusanoyumino|nakahazuno|otosunari
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
雑歌|五条市|代作|弓讃姤|狩猟|宴席|地名|枕詞|寿歌
校異
梓能->能梓【元】
寛永版本
やすみしし[寛],
わがおほきみの,[寛]わかおほきみの,
あしたには[寛],
とりなでたまひ,[寛]とりなてたまひ,
ゆふへには,[寛]ゆふへに,
いよりたたしし,[寛]いよせたててし,
みとらしの[寛],
あづさのゆみの,[寛]あつさのゆみの,
なかはずの,[寛]なかはすの,
おとすなり[寛],
あさがりに,[寛]あさかりに,
いまたたすらし[寛],
ゆふがりに,[寛]ゆふかりに,
いまたたすらし[寛],
みとらしの[寛],
あづさのゆみの,[寛]あつさのゆみの,
なかはずの,[寛]なかはすの,
おとすなり[寛],
巻数
第1巻
作者
中皇命|間人老