万葉集4421番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4421番について
歌番号
4421番
原文
和我由伎乃|伊伎都久之可婆|安之我良乃|美祢波保久毛乎|美等登志努波祢
訓読
我が行きの息づくしかば足柄の峰延ほ雲を見とと偲はね
かな読み
わがゆきの|いきづくしかば|あしがらの|みねはほくもを|みととしのはね
カタカナ読み
ワガユキノ|イキヅクシカバ|アシガラノ|ミネハホクモヲ|ミトトシノハネ
ローマ字読み|大文字
WAGAYUKINO|IKIZUKUSHIKABA|ASHIGARANO|MINEHAHOKUMO|MITOTOSHINOHANE
ローマ字読み|小文字
wagayukino|ikizukushikaba|ashigarano|minehahokumo|mitotoshinohane
左注|左註
右一首都筑郡上丁服部於<由>||二月廿<九>日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月29日年紀|防人歌|埼玉|安曇三國|地名|恋情
校異
祢【類】祢尓|田->由【元】【万葉考】
寛永版本
わがゆきの,[寛]わかゆきの,
いきづくしかば,[寛]いきつくしかは,
あしがらの,[寛]あしからの,
みねはほくもを[寛],
みととしのはね[寛],
巻数
第20巻
作者
服部於由