万葉集4403番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4403番について
歌番号
4403番
原文
意保枳美能|美己等可之古美|阿乎久<牟>乃|<等能>妣久夜麻乎|古与弖伎怒加牟
訓読
大君の命畏み青雲のとのびく山を越よて来ぬかむ
かな読み
おほきみの|みことかしこみ|あをくむの|とのびくやまを|こよてきぬかむ
カタカナ読み
オホキミノ|ミコトカシコミ|アヲクムノ|トノビクヤマヲ|コヨテキヌカム
ローマ字読み|大文字
OHOKIMINO|MIKOTOKASHIKOMI|AOKUMUNO|TONOBIKUYAMAO|KOYOTEKINUKAMU
ローマ字読み|小文字
ohokimino|mikotokashikomi|aokumuno|tonobikuyamao|koyotekinukamu
左注|左註
右一首小長谷部笠麻呂|二月廿二日信濃國防人部領使上道得病不来|進歌<數>十二首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月22日年紀|防人歌|羈旅|長野
校異
毛->牟【元】【類】【紀】|多奈->等能【元】|->數【元】【細】
寛永版本
おほきみの[寛],
みことかしこみ[寛],
あをくむの,[寛]あをくもの,
とのびくやまを,[寛]たなひくやまを,
こよてきぬかむ,[寛]こえてきぬかも,
巻数
第20巻
作者
小長谷部笠麻呂