万葉集4401番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4401番について
歌番号
4401番
原文
可良己呂<武>|須<宗>尓等里都伎|奈苦古良乎|意伎弖曽伎<怒>也|意母奈之尓志弖
訓読
唐衣裾に取り付き泣く子らを置きてぞ来のや母なしにして
かな読み
からころむ|すそにとりつき|なくこらを|おきてぞきのや|おもなしにして
カタカナ読み
カラコロム|スソニトリツキ|ナクコラヲ|オキテゾキノヤ|オモナシニシテ
ローマ字読み|大文字
KARAKOROMU|SUSONITORITSUKI|NAKUKORAO|OKITEZOKINOYA|OMONASHINISHITE
ローマ字読み|小文字
karakoromu|susonitoritsuki|nakukorao|okitezokinoya|omonashinishite
左注|左註
右一首國造小縣郡他田舎人大嶋||二月廿二日信濃國防人部領使上道得病不来|進歌<數>十二首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月22日年紀|防人歌|悲別|悲嘆|長野
校異
茂->武【元】【類】|曽->宗【元】【春】|奴->怒【元】【類】【細】
寛永版本
からころむ,[寛]からころも,
すそにとりつき[寛],
なくこらを[寛],
おきてぞきのや,[寛]おきてそきぬや,
おもなしにして[寛],
巻数
第20巻
作者
他田舎人大嶋