万葉集4381番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4381番について
歌番号
4381番
原文
<久>尓<具尓>乃|佐岐毛利都度比|布奈能里弖|和可流乎美礼婆|伊刀母須敝奈之
訓読
国々の防人集ひ船乗りて別るを見ればいともすべなし
かな読み
くにぐにの|さきもりつどひ|ふなのりて|わかるをみれば|いともすべなし
カタカナ読み
クニグニノ|サキモリツドヒ|フナノリテ|ワカルヲミレバ|イトモスベナシ
ローマ字読み|大文字
KUNIGUNINO|SAKIMORITSUDOHI|FUNANORITE|WAKARUOMIREBA|ITOMOSUBENASHI
ローマ字読み|小文字
kunigunino|sakimoritsudohi|funanorite|wakaruomireba|itomosubenashi
左注|左註
右一首河内郡上丁神麻續部嶋麻呂||二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月14日年紀|防人歌|出発|羈旅|栃木|田口大戸
校異
具->久【元】【類】【古】|々々->具尓【元】【類】
寛永版本
くにぐにの,[寛]くにくにの,
さきもりつどひ,[寛]さきもりつとひ,
ふなのりて[寛],
わかるをみれば,[寛]わかるをみれは,
いともすべなし,[寛]いともすへなし,
巻数
第20巻
作者
神麻續部嶋麻呂