万葉集4356番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集4356番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集4356番について

歌番号

4356番

原文

和我波々能|蘇弖母知奈弖氐|和我可良尓|奈伎之許己呂乎|和須良延努可毛

訓読

我が母の袖もち撫でて我がからに泣きし心を忘らえのかも

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かな読み

わがははの|そでもちなでて|わがからに|なきしこころを|わすらえのかも

カタカナ読み

ワガハハノ|ソデモチナデテ|ワガカラニ|ナキシココロヲ|ワスラエノカモ

ローマ字読み|大文字

WAGAHAHANO|SODEMOCHINADETE|WAGAKARANI|NAKISHIKOKORO|WASURAENOKAMO

ローマ字読み|小文字

wagahahano|sodemochinadete|wagakarani|nakishikokoro|wasuraenokamo

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左注|左註

右一首山邊郡上丁物部<乎>刀良||二月九日上総國防人部領使少目従七位下茨田連沙弥麻呂進歌數十九首|但拙劣歌者不取載之

事項|分類・ジャンル

天平勝宝7年2月9日年紀|防人歌|千葉|茨田沙弥麻呂|悲別|恋情

校異

努【元】【温】奴|手->乎【元】【細】

寛永版本

わがははの,[寛]わかははの,
そでもちなでて,[寛]そてもちなてて,
わがからに,[寛]わかからに,
なきしこころを[寛],
わすらえのかも,[寛]わすらえぬかも,

巻数

第20巻

作者

物部乎刀良