万葉集4321番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4321番について
歌番号
4321番
原文
可之古伎夜|美許等加我布理|阿須由利也|加曳<我>牟多祢<牟>|伊牟奈之尓志弖
訓読
畏きや命被り明日ゆりや草がむた寝む妹なしにして
かな読み
かしこきや|みことかがふり|あすゆりや|かえがむたねむ|いむなしにして
カタカナ読み
カシコキヤ|ミコトカガフリ|アスユリヤ|カエガムタネム|イムナシニシテ
ローマ字読み|大文字
KASHIKOKIYA|MIKOTOKAGAFURI|ASUYURIYA|KAEGAMUTANEMU|IMUNASHINISHITE
ローマ字読み|小文字
kashikokiya|mikotokagafuri|asuyuriya|kaegamutanemu|imunashinishite
左注|左註
右一首國造丁長下郡物部秋持||二月六日防人部領使遠江國史生坂本朝臣人上進歌數十八首|但有拙劣歌十一首不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月6日年紀|防人歌|恋情|静岡|坂本人上
校異
我伊->我【元】【古】|乎->牟【元】【類】【古】
寛永版本
かしこきや[寛],
みことかがふり,[寛]みことかかふり,
あすゆりや[寛],
かえがむたねむ,[寛]かえかいむたねを,
いむなしにして[寛],
巻数
第20巻
作者
物部秋持