万葉集4309番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4309番について
歌番号
4309番
原文
秋風尓|奈妣久可波備能|尓故具左能|尓古餘可尓之母|於毛保由流香母
訓読
秋風に靡く川辺のにこ草のにこよかにしも思ほゆるかも
かな読み
あきかぜに|なびくかはびの|にこぐさの|にこよかにしも|おもほゆるかも
カタカナ読み
アキカゼニ|ナビクカハビノ|ニコグサノ|ニコヨカニシモ|オモホユルカモ
ローマ字読み|大文字
AKIKAZENI|NABIKUKAHABINO|NIKOGUSANO|NIKOYOKANISHIMO|OMOHOYURUKAMO
ローマ字読み|小文字
akikazeni|nabikukahabino|nikogusano|nikoyokanishimo|omohoyurukamo
左注|左註
右大伴宿祢家持獨仰天海作之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝6年7月7日年紀|七夕|独詠|植物
校異
特に無し
寛永版本
あきかぜに,[寛]あきかせに,
なびくかはびの,[寛]なひくかはへの,
にこぐさの,[寛]にこくさの,
にこよかにしも[寛],
おもほゆるかも[寛],
巻数
第20巻
作者
大伴家持