万葉集4295番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4295番について
歌番号
4295番
原文
多可麻刀能|乎婆奈布伎故酒|秋風尓|比毛等伎安氣奈|多太奈良受等母
訓読
高円の尾花吹き越す秋風に紐解き開けな直ならずとも
かな読み
たかまとの|をばなふきこす|あきかぜに|ひもときあけな|ただならずとも
カタカナ読み
タカマトノ|ヲバナフキコス|アキカゼニ|ヒモトキアケナ|タダナラズトモ
ローマ字読み|大文字
TAKAMATONO|OBANAFUKIKOSU|AKIKAZENI|HIMOTOKIAKENA|TADANARAZUTOMO
ローマ字読み|小文字
takamatono|obanafukikosu|akikazeni|himotokiakena|tadanarazutomo
左注|左註
右一首左京少進大伴宿祢池主
事項|分類・ジャンル
天平勝宝5年8月12日年紀|地名|高円|奈良|宴席|植物
校異
天平勝宝五年八月【細】(塙)八月|酒【類】【春】須
寛永版本
たかまとの[寛],
をばなふきこす,[寛]をはなふきこす,
あきかぜに,[寛]あきかせに,
ひもときあけな[寛],
ただならずとも,[寛]たたならすとも,
巻数
第20巻
作者
大伴池主