万葉集4238番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4238番について
歌番号
4238番
原文
君之徃|若久尓有婆|梅柳|誰与共可|吾縵可牟
訓読
君が行きもし久にあらば梅柳誰れとともにか我がかづらかむ
かな読み
きみがゆき|もしひさにあらば|うめやなぎ|たれとともにか|わがかづらかむ
カタカナ読み
キミガユキ|モシヒサニアラバ|ウメヤナギ|タレトトモニカ|ワガカヅラカム
ローマ字読み|大文字
KIMIGAYUKI|MOSHIHISANIARABA|UMEYANAGI|TARETOTOMONIKA|WAGAKAZURAKAMU
ローマ字読み|小文字
kimigayuki|moshihisaniaraba|umeyanagi|taretotomonika|wagakazurakamu
左注|左註
右判官久米朝臣廣縄以正税帳應入京師|仍守大伴宿祢家持作此歌也|但越中風土梅花柳絮三月初咲耳
事項|分類・ジャンル
天平勝宝3年2月2日年紀|宴席|植物|餞別|旅立ち|出発|久米広縄|高岡|富山
校異
特に無し
寛永版本
きみがゆき,[寛]きみかゆき,
もしひさにあらば,[寛]もしひさにあらは,
うめやなぎ,[寛]うめやなき,
たれとともにか[寛],
わがかづらかむ,[寛]わかかつらせむ,
巻数
第19巻
作者
大伴家持