万葉集4197番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4197番について
歌番号
4197番
原文
妹尓似|草等見之欲里|吾標之|野邊之山吹|誰可手乎里之
訓読
妹に似る草と見しより我が標し野辺の山吹誰れか手折りし
かな読み
いもににる|くさとみしより|わがしめし|のへのやまぶき|たれかたをりし
カタカナ読み
イモニニル|クサトミシヨリ|ワガシメシ|ノヘノヤマブキ|タレカタヲリシ
ローマ字読み|大文字
IMONINIRU|KUSATOMISHIYORI|WAGASHIMESHI|NOHENOYAMABUKI|TAREKATAORISHI
ローマ字読み|小文字
imoniniru|kusatomishiyori|wagashimeshi|nohenoyamabuki|tarekataorishi
左注|左註
右為贈留女之女郎所誂家婦作也|[女郎者即大伴家持之妹]
事項|分類・ジャンル
天平勝宝2年4月年紀|植物|留女女郎|家持妹|坂上大嬢|代作|高岡|富山
校異
特に無し
寛永版本
いもににる[寛],
くさとみしより[寛],
わがしめし,[寛]わかしめし,
のへのやまぶき,[寛]のへのやまふき,
たれかたをりし[寛],
巻数
第19巻
作者
大伴家持