万葉集4193番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4193番について
歌番号
4193番
原文
霍公鳥|鳴羽觸尓毛|落尓家利|盛過良志|藤奈美能花|[一云|落奴倍美|袖尓古伎納都|藤浪乃花也]
訓読
霍公鳥鳴く羽触れにも散りにけり盛り過ぐらし藤波の花|[一云|散りぬべみ袖に扱入れつ藤波の花]
かな読み
ほととぎす|なくはぶれにも|ちりにけり|さかりすぐらし|ふぢなみのはな|[ちりぬべみ|そでにこきれつ|ふぢなみのはな]
カタカナ読み
ホトトギス|ナクハブレニモ|チリニケリ|サカリスグラシ|フヂナミノハナ|[チリヌベミ|ソデニコキレツ|フヂナミノハナ]
ローマ字読み|大文字
HOTOTOGISU|NAKUHABURENIMO|CHIRINIKERI|SAKARISUGURASHI|FUJINAMINOHANA|[CHIRINUBEMI|SODENIKOKIRETSU|FUJINAMINOHANA]
ローマ字読み|小文字
hototogisu|nakuhaburenimo|chirinikeri|sakarisugurashi|fujinaminohana|[chirinubemi|sodenikokiretsu|fujinaminohana]
左注|左註
同九日作之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝2年4月9日年紀|動物|植物|高岡|富山|推敲
校異
特に無し
寛永版本
ほととぎす,[寛]ほとときす,
なくはぶれにも,[寛]なくはふれにも,
ちりにけり[寛],
さかりすぐらし,[寛]さかりすくらし,
ふぢなみのはな,[寛]ふちなみのはな,
[ちりぬべみ,[寛]ちりぬへみ,
そでにこきれつ,[寛]そてにこきれつ,
ふぢなみのはな],[寛]ふちなみのはな,
巻数
第19巻
作者
大伴家持