万葉集4162番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4162番について
歌番号
4162番
原文
宇都世美能|常<无>見者|世間尓|情都氣受弖|念日曽於保伎|[一云|嘆日曽於保吉]
訓読
うつせみの常なき見れば世の中に心つけずて思ふ日ぞ多き|[一云|嘆く日ぞ多き]
かな読み
うつせみの|つねなきみれば|よのなかに|こころつけずて|おもふひぞおほき|[なげくひぞおほき]
カタカナ読み
ウツセミノ|ツネナキミレバ|ヨノナカニ|ココロツケズテ|オモフヒゾオホキ|[ナゲクヒゾオホキ]
ローマ字読み|大文字
UTSUSEMINO|TSUNENAKIMIREBA|YONONAKANI|KOKOROTSUKEZUTE|OMOFUHIZOHOKI|[NAGEKUHIZOHOKI]
ローマ字読み|小文字
utsusemino|tsunenakimireba|yononakani|kokorotsukezute|omofuhizohoki|[nagekuhizohoki]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
天平勝宝2年3月年紀|無常|推敲|悲嘆|憶良|富山|高岡
校異
無->无【元】【類】
寛永版本
うつせみの[寛],
つねなきみれば,[寛]つねなきみれは,
よのなかに[寛],
こころつけずて,[寛]こころつきすて,
おもふひぞおほき,[寛]おもふひそおほき,
[なげくひぞおほき],[寛]なけくひそおほき,
巻数
第19巻
作者
大伴家持