万葉集4145番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4145番について
歌番号
4145番
原文
春設而|如此歸等母|秋風尓|黄葉山乎|不<超>来有米也|[一云|春去者|歸此鴈]
訓読
春まけてかく帰るとも秋風にもみたむ山を越え来ざらめや|[一云|春されば帰るこの雁]
かな読み
はるまけて|かくかへるとも|あきかぜに|もみたむやまを|こえこざらめや|[はるされば|かへるこのかり]
カタカナ読み
ハルマケテ|カクカヘルトモ|アキカゼニ|モミタムヤマヲ|コエコザラメヤ|[ハルサレバ|カヘルコノカリ]
ローマ字読み|大文字
HARUMAKETE|KAKUKAHERUTOMO|AKIKAZENI|MOMITAMUYAMAO|KOEKOZARAMEYA|[HARUSAREBA|KAHERUKONOKARI]
ローマ字読み|小文字
harumakete|kakukaherutomo|akikazeni|momitamuyamao|koekozarameya|[harusareba|kaherukonokari]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
天平勝宝2年3月2日年紀|推敲|帰雁|高岡|富山
校異
越->超【元】【類】【文】【紀】
寛永版本
はるまけて[寛],
かくかへるとも[寛],
あきかぜに,[寛]あきかせに,
もみたむやまを,[寛]もみちのやまを,
こえこざらめや,[寛]こえこさらめや,
[はるされば,[寛]はるされは,
かへるこのかり][寛],
巻数
第19巻
作者
大伴家持