万葉集4114番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4114番について
歌番号
4114番
原文
奈泥之故我|花見流其等尓|乎登女良我|恵末比能尓保比|於母保由流可母
訓読
なでしこが花見るごとに娘子らが笑まひのにほひ思ほゆるかも
かな読み
なでしこが|はなみるごとに|をとめらが|ゑまひのにほひ|おもほゆるかも
カタカナ読み
ナデシコガ|ハナミルゴトニ|ヲトメラガ|ヱマヒノニホヒ|オモホユルカモ
ローマ字読み|大文字
NADESHIKOGA|HANAMIRUGOTONI|OTOMERAGA|EMAHINONIHOHI|OMOHOYURUKAMO
ローマ字読み|小文字
nadeshikoga|hanamirugotoni|otomeraga|emahinonihohi|omohoyurukamo
左注|左註
同閏五月廿六日大伴宿祢家持作
事項|分類・ジャンル
天平感宝1年閏5月26日年紀|高岡|富山|植物|恋愛
校異
特に無し
寛永版本
なでしこが,[寛]なてしこか,
はなみるごとに,[寛]はなみることに,
をとめらが,[寛]をとめらか,
ゑまひのにほひ[寛],
おもほゆるかも[寛],
巻数
第18巻
作者
大伴家持