万葉集4070番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4070番について
歌番号
4070番
原文
比登母等能|奈泥之故宇恵之|曽能許己呂|多礼尓見世牟等|於母比曽米家牟
訓読
一本のなでしこ植ゑしその心誰れに見せむと思ひ始めけむ
かな読み
ひともとの|なでしこうゑし|そのこころ|たれにみせむと|おもひそめけむ
カタカナ読み
ヒトモトノ|ナデシコウヱシ|ソノココロ|タレニミセムト|オモヒソメケム
ローマ字読み|大文字
HITOMOTONO|NADESHIKOESHI|SONOKOKORO|TARENIMISEMUTO|OMOHISOMEKEMU
ローマ字読み|小文字
hitomotono|nadeshikoeshi|sonokokoro|tarenimisemuto|omohisomekemu
左注|左註
右先國師従僧清見可入京師|<因>設飲饌饗宴|于時主人大伴宿祢家持作此歌詞送酒清見也
事項|分類・ジャンル
天平21年3月年紀|清見|宴席|羈旅|出発|餞別|植物|別離|高岡|富山
校異
日->因【元】【紀】
寛永版本
ひともとの[寛],
なでしこうゑし,[寛]なてしこうゑし,
そのこころ[寛],
たれにみせむと[寛],
おもひそめけむ[寛],
巻数
第18巻
作者
大伴家持