万葉集4053番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4053番について
歌番号
4053番
原文
許能久礼尓|奈里奴流母能乎|保等登藝須|奈尓加伎奈可奴|伎美尓安敝流等吉
訓読
木の暗になりぬるものを霍公鳥何か来鳴かぬ君に逢へる時
かな読み
このくれに|なりぬるものを|ほととぎす|なにかきなかぬ|きみにあへるとき
カタカナ読み
コノクレニ|ナリヌルモノヲ|ホトトギス|ナニカキナカヌ|キミニアヘルトキ
ローマ字読み|大文字
KONOKURENI|NARINURUMONO|HOTOTOGISU|NANIKAKINAKANU|KIMINIAHERUTOKI
ローマ字読み|小文字
konokureni|narinurumono|hototogisu|nanikakinakanu|kiminiaherutoki
左注|左註
右一首久米朝臣廣縄||前<件>歌者廿六日作之
事項|分類・ジャンル
天平20年3月26日年紀|田辺福麻呂|宴席|動物|高岡|富山
校異
特に無し
寛永版本
このくれに[寛],
なりぬるものを[寛],
ほととぎす,[寛]ほとときす,
なにかきなかぬ[寛],
きみにあへるとき[寛],
巻数
第18巻
作者
久米広縄