万葉集4027番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4027番について
歌番号
4027番
原文
香嶋欲里|久麻吉乎左之氐|許具布祢能|河治等流間奈久|京<師>之於母<倍>由
訓読
香島より熊来をさして漕ぐ船の楫取る間なく都し思ほゆ
かな読み
かしまより|くまきをさして|こぐふねの|かぢとるまなく|みやこしおもほゆ
カタカナ読み
カシマヨリ|クマキヲサシテ|コグフネノ|カヂトルマナク|ミヤコシオモホユ
ローマ字読み|大文字
KASHIMAYORI|KUMAKIOSASHITE|KOGUFUNENO|KAJITORUMANAKU|MIYAKOSHIOMOHOYU
ローマ字読み|小文字
kashimayori|kumakiosashite|kogufuneno|kajitorumanaku|miyakoshiomohoyu
左注|左註
右件歌詞者|依春出擧巡行諸郡|當時<當>所属目作之|大伴宿祢家持
事項|分類・ジャンル
天平20年春年紀|地名|富山|能登|羈旅|部内巡航|望郷|序詞
校異
都->師【元】【類】【細】|保->倍【元】【類】
寛永版本
かしまより[寛],
くまきをさして[寛],
こぐふねの,[寛]こくふねの,
かぢとるまなく,[寛]かちとるまなく,
みやこしおもほゆ[寛],
巻数
第17巻
作者
大伴家持