万葉集4014番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集4014番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集4014番について

歌番号

4014番

原文

麻追我敝里|之比尓弖安礼可母|佐夜麻太乃|乎治我其日尓|母等米安波受家牟

訓読

松反りしひにてあれかもさ山田の翁がその日に求めあはずけむ

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かな読み

まつがへり|しひにてあれかも|さやまだの|をぢがそのひに|もとめあはずけむ

カタカナ読み

マツガヘリ|シヒニテアレカモ|サヤマダノ|ヲヂガソノヒニ|モトメアハズケム

ローマ字読み|大文字

MATSUGAHERI|SHIHINITEAREKAMO|SAYAMADANO|OJIGASONOHINI|MOTOMEAHAZUKEMU

ローマ字読み|小文字

matsugaheri|shihinitearekamo|sayamadano|ojigasonohini|motomeahazukemu

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左注|左註

右射水郡古江村取獲蒼鷹|形<容>美麗鷙雉秀群也|於時養吏山田史君麻呂調試失節野猟乖候|摶風之翅高翔匿雲|腐鼠之<餌>呼留靡驗|於是<張>設羅網窺乎非常奉幣神祇恃乎不虞也|<粤>以夢裏有娘子喩曰|使君勿作苦念空費<精><神>|放逸彼鷹獲得未幾矣哉|須叟覺<寤>有悦於懐|因作却恨之歌式旌感信|守大伴宿祢家持|[九月廾六日作也]

事項|分類・ジャンル

天平19年9月26日年紀|枕詞|難解|山田君麻呂|怨恨

校異

特に無し

寛永版本

まつがへり,[寛]まつかへり,
しひにてあれかも[寛],
さやまだの,[寛]さやまたの,
をぢがそのひに,[寛]をちかそのひに,
もとめあはずけむ,[寛]もとめあはすけむ,

巻数

第17巻

作者

大伴家持