万葉集3960番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3960番について
歌番号
3960番
原文
庭尓敷流|雪波知敝之久|思加乃未尓|於母比氐伎美乎|安我麻多奈久尓
訓読
庭に降る雪は千重敷くしかのみに思ひて君を我が待たなくに
かな読み
にはにふる|ゆきはちへしく|しかのみに|おもひてきみを|あがまたなくに
カタカナ読み
ニハニフル|ユキハチヘシク|シカノミニ|オモヒテキミヲ|アガマタナクニ
ローマ字読み|大文字
NIHANIFURU|YUKIHACHIHESHIKU|SHIKANOMINI|OMOHITEKIMIO|AGAMATANAKUNI
ローマ字読み|小文字
nihanifuru|yukihachiheshiku|shikanomini|omohitekimio|agamatanakuni
左注|左註
右以天平十八年八月掾大伴宿祢池主附大帳使赴向京師|而同年十一月還到本任|仍設詩酒之宴弾絲飲樂|是<日>也白雪忽降積地尺餘|此時也復漁夫之船入海浮瀾|爰守大伴宿祢家持寄情二眺聊裁所心
事項|分類・ジャンル
天平18年11月年紀|宴席|大伴池主|恋情|寄物陳思|高岡|富山
校異
歌【西】謌
寛永版本
にはにふる[寛],
ゆきはちへしく[寛],
しかのみに[寛],
おもひてきみを[寛],
あがまたなくに,[寛]あかまたなくに,
巻数
第17巻
作者
大伴家持