万葉集3940番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3940番について
歌番号
3940番
原文
餘呂豆代尓|許己呂波刀氣氐|和我世古我|都美之<手>見都追|志乃備加祢都母
訓読
万代に心は解けて我が背子が捻みし手見つつ忍びかねつも
かな読み
よろづよに|こころはとけて|わがせこが|つみしてみつつ|しのびかねつも
カタカナ読み
ヨロヅヨニ|ココロハトケテ|ワガセコガ|ツミシテミツツ|シノビカネツモ
ローマ字読み|大文字
YOROZUYONI|KOKOROHATOKETE|WAGASEKOGA|TSUMISHITEMITSUTSU|SHINOBIKANETSUMO
ローマ字読み|小文字
yorozuyoni|kokorohatokete|wagasekoga|tsumishitemitsutsu|shinobikanetsumo
左注|左註
右件十二首歌者時々寄便使来贈非在<一>度所送也
事項|分類・ジャンル
贈答|大伴家持|恋情|女歌
校異
尓【元】等|乎->手【元】
寛永版本
よろづよに,[寛]よろつよに,
こころはとけて[寛],
わがせこが,[寛]わかせこか,
つみしてみつつ,[寛]つみしをみつつ,
しのびかねつも,[寛]しのひかねつも,
巻数
第17巻
作者
平群女郎