万葉集3938番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3938番について
歌番号
3938番
原文
可久能未也|安我故非乎浪牟|奴婆多麻能|欲流乃比毛太尓|登吉佐氣受之氐
訓読
かくのみや我が恋ひ居らむぬばたまの夜の紐だに解き放けずして
かな読み
かくのみや|あがこひをらむ|ぬばたまの|よるのひもだに|ときさけずして
カタカナ読み
カクノミヤ|アガコヒヲラム|ヌバタマノ|ヨルノヒモダニ|トキサケズシテ
ローマ字読み|大文字
KAKUNOMIYA|AGAKOHIORAMU|NUBATAMANO|YORUNOHIMODANI|TOKISAKEZUSHITE
ローマ字読み|小文字
kakunomiya|agakohioramu|nubatamano|yorunohimodani|tokisakezushite
左注|左註
右件十二首歌者時々寄便使来贈非在<一>度所送也
事項|分類・ジャンル
枕詞|贈答|大伴家持|恋情|悲別|女歌
校異
特に無し
寛永版本
かくのみや[寛],
あがこひをらむ,[寛]あかこひをらむ,
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
よるのひもだに,[寛]よるのひもたに,
ときさけずして,[寛]ときさけすして,
巻数
第17巻
作者
平群女郎