万葉集3931番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3931番について
歌番号
3931番
原文
吉美尓餘里|吾名波須泥尓|多都多山|絶多流孤悲乃|之氣吉許呂可母
訓読
君により我が名はすでに龍田山絶えたる恋の繁きころかも
かな読み
きみにより|わがなはすでに|たつたやま|たえたるこひの|しげきころかも
カタカナ読み
キミニヨリ|ワガナハスデニ|タツタヤマ|タエタルコヒノ|シゲキコロカモ
ローマ字読み|大文字
KIMINIYORI|WAGANAHASUDENI|TATSUTAYAMA|TAETARUKOHINO|SHIGEKIKOROKAMO
ローマ字読み|小文字
kiminiyori|waganahasudeni|tatsutayama|taetarukohino|shigekikorokamo
左注|左註
右件十二首歌者時々寄便使来贈非在<一>度所送也
事項|分類・ジャンル
贈答|大伴家持|恋情|地名|奈良|掛詞|悲別|女歌
校異
特に無し
寛永版本
きみにより[寛],
わがなはすでに,[寛]わかなはすてに,
たつたやま[寛],
たえたるこひの[寛],
しげきころかも,[寛]しけきころかも,
巻数
第17巻
作者
平群女郎