万葉集3909番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3909番について
歌番号
3909番
原文
多知婆奈波|常花尓毛歟|保登等藝須|周無等来鳴者|伎可奴日奈家牟
訓読
橘は常花にもが霍公鳥住むと来鳴かば聞かぬ日なけむ
かな読み
たちばなは|とこはなにもが|ほととぎす|すむときなかば|きかぬひなけむ
カタカナ読み
タチバナハ|トコハナニモガ|ホトトギス|スムトキナカバ|キカヌヒナケム
ローマ字読み|大文字
TACHIBANAHA|TOKOHANANIMOGA|HOTOTOGISU|SUMUTOKINAKABA|KIKANUHINAKEMU
ローマ字読み|小文字
tachibanaha|tokohananimoga|hototogisu|sumutokinakaba|kikanuhinakemu
左注|左註
右四月二日大伴宿祢書持従奈良宅贈兄家持
事項|分類・ジャンル
天平13年4月2日年紀|植物|動物|贈答|大伴家持|恭仁京|京都
校異
特に無し
寛永版本
たちばなは,[寛]たちはなは,
とこはなにもが,[寛]とこはなにもか,
ほととぎす,[寛]ほとときす,
すむときなかば,[寛]すむときなかは,
きかぬひなけむ[寛],
巻数
第17巻
作者
大伴書持