万葉集3901番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3901番について
歌番号
3901番
原文
民布由都藝|芳流波吉多礼登|烏梅能芳奈|君尓之安良祢婆|遠<久>人毛奈之
訓読
み冬継ぎ春は来たれど梅の花君にしあらねば招く人もなし
かな読み
みふゆつぎ|はるはきたれど|うめのはな|きみにしあらねば|をくひともなし
カタカナ読み
ミフユツギ|ハルハキタレド|ウメノハナ|キミニシアラネバ|ヲクヒトモナシ
ローマ字読み|大文字
MIFUYUTSUGI|HARUHAKITAREDO|UMENOHANA|KIMINISHIARANEBA|OKUHITOMONASHI
ローマ字読み|小文字
mifuyutsugi|haruhakitaredo|umenohana|kiminishiaraneba|okuhitomonashi
左注|左註
右十二年十<二>月九日大伴宿祢<書>持作
事項|分類・ジャンル
天平12年12月9日年紀|追和|梅花宴|植物
校異
太->大【元】【類】【紀】【温】|流->久【元】
寛永版本
みふゆつぎ,[寛]みふゆつき,
はるはきたれど,[寛]はるはきたれと,
うめのはな[寛],
きみにしあらねば,[寛]きみにしあらねは,
をくひともなし,[寛]をるひともなし,
巻数
第17巻
作者
大伴書持