万葉集3896番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3896番について
歌番号
3896番
原文
家尓底母|多由多敷命|浪乃宇倍尓|思之乎礼波|於久香之良受母|[一云|宇伎氐之乎礼八]
訓読
家にてもたゆたふ命波の上に思ひし居れば奥か知らずも|[一云|浮きてし居れば]
かな読み
いへにても|たゆたふいのち|なみのうへに|おもひしをれば|おくかしらずも|[うきてしをれば]
カタカナ読み
イヘニテモ|タユタフイノチ|ナミノウヘニ|オモヒシヲレバ|オクカシラズモ|[ウキテシヲレバ]
ローマ字読み|大文字
IHENITEMO|TAYUTAFUINOCHI|NAMINOHENI|OMOHISHIOREBA|OKUKASHIRAZUMO|[UKITESHIOREBA]
ローマ字読み|小文字
ihenitemo|tayutafuinochi|naminoheni|omohishioreba|okukashirazumo|[ukiteshioreba]
左注|左註
右九首作者不審姓名
事項|分類・ジャンル
天平2年11月年紀|旅人従者|異伝|羈旅|漂泊|不安|大伴旅人
校異
特に無し
寛永版本
いへにても[寛],
たゆたふいのち[寛],
なみのうへに[寛],
おもひしをれば,[寛]おもひしをれは,
おくかしらずも,[寛]おくかしらすも,
[うきてしをれば],[寛]うきてしをれは,
巻数
第17巻
作者
不詳